本資料について †
本資料はガンブラー(Gumblar)が流行している時に書きました。
レンタルサーバ会社がFTPSやSFTPを用いたセキュアな通信プロトコルを推奨しています。
が人気のあるFFFTPではFTPS、SFTPとのサポートしていない状態です。
追記:FFFTPは有志により開発&バージョンアップが行われFTPS等に対応するようになりました。
FFFTPの詳細は、以下のURLで確認してください。
http://sourceforge.jp/projects/ffftp/
フリーで使えるものとしてWinSCPやFileZillaがあります。
本資料はWinSCPを利用しFTPS接続する方法を記します。
WinSCPの入手方法などについては以前の記事「ネットワーク関連/WinSCP利用時の文字化け対策」を参照してください。
- FTPS - File Transfer Protocol over SSL/TLS
- SFTP - SSH File Transfer Protocol
関連記事 †
WinSCPのFTPS設定方法 †
利用したWinSCPのバージョンは4.2.5です。
- WinSCPを起動します。
起動したら下記画面が表示されるので「詳細設定(A)」にチェックを入れます。
- セッションをクリックしレンタルサーバ会社から指定されたFTP接続ホスト名、FTP接続ユーザ名を入力します。
ガンブラー対策とセキュリティ向上のためパスワードを入力せず接続時に入力するためあえてパスワードを入力していません。
- プロトコルをFTPにしSSL明確な暗号にします。
- 接続をクリックしてパッシブモードにチェックを入れます。
本設定はレンタルサーバ会社によって不要かもしれません。
私が借りているチカッパ!ではパッシブモードにチェックを入れないとエラーとなってしいまいます。
- 保存ボタンを押しセッションの保存名を入力しOKボタンをおしてください
以上でFTPS設定が終わりました。
WinSCPでFTPS接続 †
上記操作からの続きです。
- WinSCPログインが画面が表示されるので設定一覧から保存したセッションを選びログインボタンを押します。
- 上記設定ではパスワードを設定しませんでしたのでパスワードを入力しOKボタンを押しまます。
- 接続時に下図の警告がでる場合があります。
これは認証局事業者に審査をしていない証明書をサーバにインストールしているため警告メッセージが表示されます。
(自己署名による証明書利用)
レンタルサーバ会社によっては自己署名による証明書を利用していところもありますので本メッセージが表示される場合があります。
「はい」を押すとサーバの鍵情報が保存され以後接続時にこのメッセージが表示されなくなります。
- 接続完了
セキュアな接続のため鍵アイコンが有効になっています。
WinSCPのSFTP設定方法 †
上記のWinSCPのFTPS設定方法とほとんど同です。
プロトコルがSFTPになるところが異なります。