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文字列や数値の右詰め、左詰め、パディング方法

PowerShellで文字列や数値を右詰め、左詰め、パディングをする場合は、PadRight, PadLeftメソッドを使用します。
以下にサンプルを記します。


右詰めする方法

右詰めするには、PadLeftを使用します。
PadLeftの動作は、指定したサイズ分のエリアで不足分を空白で埋めて、残りの文字列を表示します。
以下の例では、左側に空白13文字、Windowsの7文字で指定した20のエリアに右詰めで表示されているのが確認できます。

PS C:\Users\sakura> $s="Windows"
PS C:\Users\sakura> $s.PadLeft(20)
             Windows

数値の場合は、[string]で数値を文字列に変換します。

PS C:\Users\sakura> $n=123
PS C:\Users\sakura> ([string]$n).PadLeft(10)
       123

左詰めする方法

左詰めするには、PadRightを使用します。
PadRightの動作は、指定したサイズ分のエリアで不足分を空白で埋めて、残りの文字列を表示します。
左詰めなのでわかりやすくするように最後に!を表示しています。

PS C:\Users\sakura> $s="Windows"
PS C:\Users\sakura> $s.PadRight(20)+"!"
Windows             !

数値の場合は上記の右詰め同様、[string]で数値から文字列に変換します。
わかりやすくするように最後にYENを表示しています。

PS C:\Users\sakura> $n=123
PS C:\Users\sakura> ([string]$n).PadRight(10) + "YEN"
123       YEN

パディング

ゼロパディングや指定した文字でパディングする場合は、2番めの引数にパディングする文字を指定します。
以下は実行例です。

PS C:\Users\sakura> $h="Hello"
PS C:\Users\sakura> $h.PadLeft(20,"-")
---------------Hello
PS C:\Users\sakura> $h.PadRight(20,"+")
Hello+++++++++++++++

以上、PowserShellで右寄せ、左寄せ、パディングする方法でした。



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Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:50:43