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コマンドを起動した時に黒いプロンプト画面を表示させない方法

VBScriptでDOSコマンドを実行した時、DOS窓(コマンドプロンプト画面)が表示されてしまいます。
本資料では、DOS窓(コマンドプロンプト画面)の表示を抑止しDOSコマンドを実行する方法を以下に記します。


vbhideを指定することによりDOS窓(コマンドプロンプト画面)を表示させないようにする

vbhide指定することによりDOS窓(コマンドプロンプト画面)の表示を抑止することができます。
以下にvbhideを使用したVBScriptとvbhideを使用しないVBScriptの2つを紹介します。
VBScriptからはDOSコマンドであるdirコマンドを実行しファイルに出力しています。

vbhide未使用

以下のスクリプトを実行するとdirコマンド実行時にDOS窓(コマンドプロンプト画面)が一瞬表示されます。

Set ws = CreateObject("Wscript.Shell") 
ws.run "cmd /c dir > dir.txt"

vbhide使用

以下のスクリプトを実行するとdirコマンドを実行してもDOS窓(コマンドプロンプト画面)は表示されず、dirコマンドの出力結果ファイルdir.txtが作成されます。

Set ws = CreateObject("Wscript.Shell") 
ws.run "cmd /c dir > dir.txt", vbhide

以上、VBScriptでDOSコマンド実行時にDOS窓(コマンドプロンプト画面)の表示を抑止する方法でした。

追記

上記のrunメソッドを次のように指定すると正常に動作しませんでした。

ws.run "cmd /c コマンド", vbhide, True

以下のようにvbhideの値を直に指定した場合、正常に動作しました。

ws.run "cmd /c コマンド", 0, True


添付ファイル: filenot_vbhide.zip 852件 [詳細] filevbhide.zip 527件 [詳細]

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Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:50:37