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指定した位置から指定した文字数分取得する方法・Mid関数

VBScriptのMid関数を使用することにより指定した位置から指定した文字数分取得することができます。
以下にMid関数を使用したVBScriptのサンプルコードと動作結果を記します。


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Mid関数の書式

Mid関数の構文は以下のようになります。

Mid(string, start[, length])
string対象とする文字列
start開始位置
length開始位置から抜き出す文字列数

Mid関数のサンプルコードと動作結果

以下にMid関数を利用したVBScriptのサンプルコードを記します。
また、サンプルコードの動作結果も記します。

Mid関数のサンプルコード

s1 = "HELLO WORLD"
WScript.Echo "Mid(""HELLO WORLD"", 2, 6) = " & Mid(s1, 2, 6)
s2 = "はろーわーるど"
WScript.Echo "Mid(""はろーわーるど"", 2, 2) = " & Mid(s2, 2, 3)
s3 = "はろーWORLD"
WScript.Echo "Mid(""はろーWORLD"", 2, 5) = " & Mid(s3, 2, 5)
s4 = "HELLO WORLD"
WScript.Echo "Mid(""HELLO WORLD"", 5) = " & Mid(s1, 5)

Mid関数のサンプルコード動作結果

上記のVBScriptのサンプルコードの動作結果を以下に記します。

C:\wsh>cscript /nologo mid.vbs
Mid("HELLO WORLD", 2, 6) = ELLO W
Mid("はろーわーるど", 2, 2) = ろーわ
Mid("はろーWORLD", 2, 5) = ろーWOR
Mid("HELLO WORLD", 5) = O WORLD

上記の動作結果を確認するとMidの開始位置の値は1から始まるのが確認できます。
1つ目の結果は、2文字めから5文字取得した結果になります。
2つ目の結果は、全角文字で試しました。
全角文字でも文字数として動作するのが確認できます。
3つ目の結果は、全角半角文字の混在で試した結果です。
これも2つ目の結果と同様に文字数として動作するのが確認できます。
4つ目の結果は、開始位置だけを指定した場合の結果になります。
開始位置以降の文字列がすべて表示されます。



添付ファイル: filemid.zip 411件 [詳細]

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Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:50:30