#author("2017-04-28T19:14:03+09:00","","")
#navi(../)
* 作業をする方に… [#rcdf067d]
本資料では、UEFIに対し設定を変更する手順を記します。~
本資料により直接的および間接的障害や損失が生じても一切責任を負いません。

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)


* UEFIブートからLinux(Ubuntu)を削除する経緯 [#q425d41c]

&color(red){本資料作成日:2016/5/13};

HP Stream 11-r016TUにUbuntu16.04をインストールしました。~
HP Stream 11-r016TUには、USB3.0ポートがあるので、USB3.0対応のメモリにUbuntu16.04をインストールして使用していました。~
が、&color(red){リリースされたばかりなので、無線LANがとても不安定な状態ですぐ切れてしまう現象が発生しました。};~
Ubuntu16.04が安定するまでしばらく待とうと思った次第です。(2016/5/13時点)

Ubutnu自体のインストールは、USB3.0対応のUSBメモリなのでノートPC内のEFIシステムパーテイションからUbutnuの情報を削除することと、~
UEFIにあるUbutnuのブート項目の削除が必要となりました。

以下の手順により、UEFIブート項目からUbuntuを削除する手順とEFIシステムパーテイションからUbutnu情報を削除する手順を記します。~
他のLinuxディストリビューションでも同様の操作で可能だと思われます。

* UEFIブート項目からUbuntuを削除 [#d0b90739]
PC起動時にキーボード操作によりUEFI画面が表示されブート選択する項目にUbutnuが表示されていました。~
これを削除する手順を以下に記します。

+ コマンドプロンプトを管理者で起動してください。
#ref(01.png)
(コマンドプロンプトのフォントがMSゴシックではないな!どうやって変更したのだろう?と思った方は[[こちら>コマンドプロンプト/好きなフォントに変更する方法]])
#br
+ 以下の順序でコマンドを実行します。
++ C:\(Cドライブ直下にbcdedit_output.txtを作成します。)
 C:\>cd c:\
 
 C:\>bcdedit /enum firmware > bcdedit_output.txt
++bcdedit.exeが出力したファイルを確認します。~
description ubuntuがあるのが確認できます。
 C:\>type bcdedit_output.txt
 
 ファームウェアのブート マネージャー
 --------------------------------
 identifier              {fwbootmgr}
 displayorder            {bootmgr}
 
 <snip>
 
 Windows ブート マネージャー
 --------------------------------
 identifier              {bootmgr}
 device                  partition=\Device\HarddiskVolume1
 path                    \EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi
 description             Windows Boot Manager
 
 <snip>
 
 ファームウェア アプリケーション (101fffff
 --------------------------------
 identifier              {12345678-1234-111111111-123456789012}
 device                  partition=\Device\HarddiskVolume1
 path                    \EFI\ubuntu\shimx64.efi
 description             ubuntu
 
 <snip>

++Ubuntuのidentifierの値をメモっておきましょう。~
メモ帳などで開けばよいと思います。
#br
+以下のコマンドでUEFIからubutnuの項目を削除します。
 bcdedit /delete {上記で取得したidentifier}
上記の例では、{12345678-1234-111111111-123456789012}になります。
&color(red){{から}までです。({}}を含みます。)};~
#br
+以下のコマンドで削除されたかどうかが確認できます。
 bcdedit /enum firmware
#br

この作業でUEFIブート項目からUbuntuを削除することができました。~
使用したbcdedit_output.txtは削除してもかまいません。

* EFIシステムパーテイションからUbuntu(GRUB)を消す [#f0f0a302]
以下の手順でEFIシステムパーテイションにマウントしUbuntuの情報を削除することができます。~

+ コマンドプロンプトを管理者で起動してください。(上記の手順ですでに起動済みだと思いますが…)~
もし、USBメモリやSDカードなどが接続されている場合は外したほうが以下の作業がやりやすいと思います。~
理由としては、ディスクデバイス一覧を表示するのですが、接続されているデバイスすべてが表示されます。~
また、外しておけば誤操作によるデータ削除の可能性がなくなります。
#ref(01.png)
#br
+ 以下のコマンドを入力します。
 diskpart
以下のように出力されます。
 C:\>diskpart
 
 Microsoft DiskPart バージョン 10.0.10586
 
 Copyright (C) 1999-2013 Microsoft Corporation.
 コンピューター: あなたのマシンのコンピュータ名
 
 DISKPART>
#br
+ DISKPART>とプロンプトが表示されているのを確認し、以下コマンドを実行します。
 list disk
以下のように出力されます。
 DISKPART> list disk
 
   ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
   ###                                          ミック
   ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
   ディスク 0    オンライン            29 GB  5120 KB        *
#br
+ UEFIシステムパーテイションがあるディスクを選択します。~
上記の場合だと、1つだけなのでディスク&color(red){''0''};になります。~
確認したディスク番号を指定します。(本資料の場合は0になります。)
 sel disk 0
以下のように出力されます。
 DISKPART> sel disk 0
 
 ディスク 0 が選択されました。
#br
+ list vol と入力しUEFIシステムパーテイションを特定します。
 list vol
以下のように出力されます。
 DISKPART> list vol
 
  Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0     C   Windows      NTFS   Partition     28 GB  正常         ブート
  Volume 1         SYSTEM       FAT32  Partition    260 MB  正常         システム
  Volume 2         WINRE        NTFS   Partition    719 MB  正常         非表示
上記出力からFs(ファイルシステム)が&color(red){FAT32};であり、Infoがシステムと表示されているのがUEFIパーテイションになります。~
(Wikipedia抜粋: UEFI規格ではFAT12,FAT16,FAT32のサポートを必須としている。と記述されていますのでFAT32がUEFIパーテイションであることがわかります。)
#br
+ UEFIシステムパーテイションを選択しマウントする
++以下のコマンドでUEFIシステムパーテイションを選択します。~
上記の出力で Volume 1がUEFIシステムパーテイションと確認できたので set vol <数字>の数字は1になります。~
みなさんの出力結果によって異なりますので、適切な値に読み替えてください。
 sel vol 数字
以下のように出力されます。
 DISKPART> sel vol 1
 
 ボリューム 1 が選択されました。
#br
++ ドライブレターを割り当てます。~
以下のコマンドでは、Z:ドライブとして上記のVolume 1をマウントしています。
 assign letter=Z:
#br
 DISKPART> assign letter=Z:
 
 DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。
#br
+DISKPARTを終了します。~
以下のコマンドでDISKPARTを終了します。
 exit
#br
+ Z:ドライブに移動します。
 cd /d Z:
#br
+dirコマンドを実行するとEFIディレクトリがあります。~
もしなかった場合は間違えています。
 C:\>z:
 
 Z:\>dir
 ドライブ Z のボリューム ラベルは SYSTEM です
 ボリューム シリアル番号は C205-84B2 です
 
 Z:\ のディレクトリ
 
 2016/05/11  23:53    <DIR>          EFI
               0 個のファイル                   0 バイト
               1 個のディレクトリ     211,083,264 バイトの空き領域
#br
+ EFIディレクトリに移動しdirコマンドで確認します。
 Z:\>cd EFI
 
 Z:\EFI>dir
 ドライブ Z のボリューム ラベルは SYSTEM です
 ボリューム シリアル番号は C205-84B2 です
 
 Z:\EFI のディレクトリ
  
 2016/03/01  15:28    <DIR>          .
 2016/03/01  15:28    <DIR>          ..
 2016/03/01  15:28    <DIR>          Microsoft
 2016/03/01  15:28    <DIR>          Boot
 2016/03/01  15:54    <DIR>          HP
 2016/05/11  23:54    <DIR>          ubuntu
                0 個のファイル                   0 バイト
                6 個のディレクトリ     211,083,264 バイトの空き領域
#br
+ ubutnuフォルダをrmdirコマンドで削除します。
 rmdir /S ubuntu
以下のように出力されます。
 Z:\EFI>rmdir /S ubuntu
 ubuntu、よろしいですか (Y/N)? y
#br
+ dirコマンドで消えていることを確認します。
#br
+ コマンドプロンプトを終了します。
#br
+Windowsを再起動させて確認してください。

以上の操作により、UEFIブート一覧からの削除およびUEFIシステムパーテイションからUbuntu(GRUB)を削除することができました。

#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)



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