プロキシ経由のWindows Updateができない場合の対処 †本資料はWindows 7、Windows 8(8.1)およびWindows XPの3つを対象に記述しています。 社内などプロキシがあり、Windows Updateがプロキシ経由での場合、セキュリティアップデートファイルの一覧は表示されるが、ファイルのダウンロードに失敗しWindows Updateが正常に終了しない場合がありました。
この場合の対処方法を以下に記します。 Windows 7, Windows 8(8.1) proxyの設定および確認 †管理者権限で、コマンドプロンプトを起動し以下のコマンドを実行します。 Windows 7 †Windows 8(8.1) †proxy設定値の確認方法 †C:\Windows\system32>netsh winhttp show proxy 現在の WinHTTP プロキシ設定: 直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。 IEのプロキシ設定値をインポートする †C:\Windows\system32>netsh winhttp import proxy source=ie 現在の WinHTTP プロキシ設定: プロキシ サーバー: IEに指定したプロキシサーバー:プロキシサーバーのポート番号 バイパス一覧 : バイパスIP情報 コマンドにてプロキシを設定する(バイパス設定含む) †set proxyコマンドでプロキシサーバの指定もできます。 C:\Windows\system32>netsh winhttp set proxy proxy-server="http=プロキシサーバ:ポート番号" プロキシサーバがhttpsの場合はhttp=をhttps=にする。 バイパスも一緒に設定する場合は以下のようにする。 set proxy proxy-server="プロキシサーバ:ポート番号" bypass-list="パイパスするIP群などを列挙" netsh winhttp import proxy source=ieコマンドを実行してbypass-listがどのように設定されるかを確認するとわかりやすと思います。 プロキシ設定のリセット †以下のコマンドで設定した(設定してある)プロキシ情報をリセットできます。 C:\Windows\system32>netsh winhttp reset proxy 現在の WinHTTP プロキシ設定: 直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。 netshコマンドは対話形式で利用することもできる †上記例では、netsh winhttp xxxxという感じでコマンドを実行しました。 C:\Windows\system32>netsh netsh>winhttp netsh winhttp>show proxy 現在の WinHTTP プロキシ設定: プロキシ サーバー: http=hoge:8080 バイパス一覧 : (なし) netsh winhttp>quit Windows XP proxyの設定および確認 †以下、Windows XPのProxy設定および確認方法です。 Proxyサーバの設定情報確認 †インターネットエクスプローラを起動し[ツール(T)]→[インターネットオプション(O)]をクリックすると「インターネットオプション」画面が表示されるので[接続]タブをクリックします。 Proxy設定方法(プロキシ使用の設定) †
Proxy設定方法(プロキシ未使用) †Proxy設定を削除したのにうまくWindows Updateができない場合は以下の操作を行ってください。 Proxy設定方法(プロキシ未使用の設定) †
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