Googleスケージュールをアプリで見る方法・Thunderbirdを使用 †
無料メールソフトであるThunderbirdを使用して
GoogleスケジュールをThunderbird上で作成・変更・削除が行える環境を構築する方法を以下に記します。
(記事作成日:2013/3/27)
動作確認した環境 †
Windows8, Windows7, Linux(CentOS)で動作することを確認しました。
本記事では、OSはWindows8でThunderbirdのバージョンは17.0.4を使用しました。
前提条件 †
既にThunderbirdがインストール済みであることを条件とします。
Googleスケージュールをアプリで見る環境を構築(アドオンのインストール) †
Thunderbirdのアドオンをインストールします。
インストールするアドオンは以下の2つです。
- Provider for Google Calendar
- Lightning
以下の手順によりアドオンを2つインストールします。
- ツール(T)→アドオン(A)をクリックしてアドオンマネージャを表示します。
メニューが表示されていない場合はAltキーを押してメニューを表示させてください。
- アドオンマネージャが表示されたら「アドオンを検索」と表示されている検索ボックスにProvider for Google Calendarと入力しProvider for Google Calendarをインストールします。
- 検索ボックスにLightningと入力しLightningをインストールします。
- インストールしたアドオンを有効にするためにThunderbirdを再起動します。
(ウィンドウを閉じて再度Thunderbirdを起動しても同じです。)
- アドオンマネージャの画面は使用しないので閉じてかまいません。
- Thunderbirdが起動すると、以下のスクリーンショットのようにカレンダーが表示されるようになります。
Googleカレンダーとの同期設定 †
以下のインストールしたアドオンとGoogleカレンダーとの同期設定の手順を記します。(2013/3/27現在)
- ブラウザでGoogleカレンダーを開いてください。
- 右上のギアのアイコンをクリックし設定をクリックします。
- カレンダー設定のカレンダー(リンク)をクリックします。
- 同期したいカレンダーをクリックします。
- 下のほうにカレンダーのアドレスがあるので、XMLアイコンをクリックします。
- 以下のようにカレンダーのアドレスが表示されるので、コピーしておきます。
- Thunderbirdに戻ります。
- 新しいカレンダーを作成します。(メニューが表示されない場合はAltキーを押してください。)
- ネットワークのサーバに保存するを選び進みます。
- Googleカレンダーを選び、上記でXMLアイコンを押して取得したURLを場所のテキストフィールドに貼り付けます。
- オフラインサポートにチェックを入れると応答なしになったのでチェックを入れませんでした。(2013/3/27当方の環境)
もし、チェックを入れ再起動時に応答なしのフリーズ状態となる場合は、強制終了しSHIFTキーを押しながらThunderbirdを起動してください。
アドオン無効で起動しアドオンを削除することができます。
- Googleアカウントのユーザ名、パスワードの入力画面が表示されるので、入力しOKボタンを押します。
必要に応じてパスワードマネージャにこのパスワードを保存する。にチェックを入れてください。
- 作成したカレンダーに名前をつけます。
- 完了メッセージが表示されるので完了ボタンを押して設定は終了です。
ThunderbirdでGooleカレンダーのスクリーンショット †
Thunderbirdを起動すると、右側にGoogleカレンダーの情報が表示されます。
右上、右下にカレンダーに関するアイコンが表示されてるのが確認できます。
右上の7のアイコンをクリックし、月のタブをクリックした時のスクリーンショットです。
左側のGoogleカレンダーを右クリックしプロパティを表示したスクリーンショットです。
以上、Thunderbirdのアドオンを使ってでGoogleカレンダーを見る方法でした。