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デバイスドライバーのバックアップ(エクスポート)

dismコマンドを使用することにより、dismコマンドを実行したPCのデバイスドライバーのバックアップ(エクスポート)をすることができます。
以下の使用例を記します。


動作確認環境

  • Windows 10 ver.1803

DISMコマンドでドライバーをバックアップ

以下のコマンドで本コマンドを実行したPCのドライバーのバックアップ(エクスポート)を取得することができます。

dism /online /export-driver /destination:出力先フォルダ

以下にバッチファイルを作成しましたので、よかったら使ってみてください。

@ECHO OFF
REM Export windows drivers.

mkdir "%HOMEPATH%\Desktop\%COMPUTERNAME%_drivers"
dism /online /export-driver /destination:"%HOMEPATH%\Desktop\%COMPUTERNAME%_drivers"

PAUSE

上記バッチファイルの起動方法および操作を以下に記します。

  1. fileexp_drvs.zipを展開してください。
  2. exp_drvs.batが展開されます。
  3. exp_drvs.batを右クリックし、管理者として実行をクリックします。
    01.png
  4. 本バッチファイルは、デスクトップ上に「コンピュータ名_drivers」というフォルダを作成し、
    ドライバーのバックアップ先として使用します。
  5. ドライバーバックアップ中は以下のようなメッセージがコマンドプロンプト画面に表示されます。
    02.png
     
  6. 完了すると「操作は正常に完了しました。」と出力されます。
  7. 「何かキーを押してください」と表示されるので、キーを押すとコマンドプロンプト画面が閉じて終了です。
    03.png
     

バックアップされたドライバファイル

上記バッチファイルが終了すると、デスクトップ上に コンピュータ名_drivers フォルダが作成されており、
ドライバーファイルは、この作成したフォルダにバックアップ(エクスポート)されています。

04.png
 

フォルダ内ないは以下のようになっています。
皆さんの環境によって出力されるドライバーファイルは当然異なります。

05.png
 

このフォルダを別媒体(メディア)などにコピーしバックアップしておきましょう。

ドライバーのリストア

リカバリメディアやリカバリ領域がなく、マイクロソフトよりOSイメージをダウンロードし、
Windows再インストールした時に、デバイスドライバの一覧に?が表示されていたら、以下の手順でリストアできます。

  1. バックアップしたドライバーフォルダをリストアするPCからアクセスできるようにします。
  2. デバイスマネージャーを表示します。
    06.png
     
  3. ?が表示されているデバイスで右クリックをしドライバーの更新をクリックします。
    以下のキャプチャーでは?がありませんが、操作手順の紹介なのでご了承くださいませ。
    07.png
     
  4. コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを探索をクリックします
    08.png
     
  5. バックアップしたドライバーのフォルダを指定します。
  6. 次へボタンを押します。
    09.png
     
  7. 後はメッセージに従い操作をしていけば、バックアップしたドライバーがインストールされます。

以上、コマンドによるドライバーのバックアップとリストア手順でした。



添付ファイル: fileexp_drvs.zip 871件 [詳細] file09.png 471件 [詳細] file08.png 459件 [詳細] file07.png 479件 [詳細] file05.png 478件 [詳細] file06.png 504件 [詳細] file04.png 534件 [詳細] file03.png 504件 [詳細] file02.png 520件 [詳細] file01.png 497件 [詳細]

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Last-modified: 2018-11-02 (金) 21:52:54