ネットワークインターフェースの統計情報を表示する †netstatコマンドの-e, -sオプションにより、ネットワークの統計情報を表示することができます。 以下に netstat コマンドを使用した例を記します。 netstat -e †netstatの-eオプションによりイーサネットの統計情報が表示されます。 C:\>netstat -e インターフェイス統計 受信 送信 バイト 24144329 9305952 ユニキャスト パケット 46729 44593 ユニキャスト以外のパケット 833 16041 破棄パケット 0 0 エラー パケット 0 0 不明なプロトコル パケット 0 netstat -s †プロトコルごとの統計を表示します。 IP、IPv6、ICMP、ICMPv6、TCP、TCPv6、UDP、UDPv6の統計が表示されます。 C:\>netstat -s IPv4 統計 受信したパケット = 299484 受信したヘッダー エラー = 0 受信したアドレス エラー = 0 転送されたデータグラム = 0 受信した不明プロトコル = 0 受信後に破棄されたパケット = 4324 受信後に配信されたパケット = 302984 出力要求 = 223825 ルーティング破棄 = 0 破棄された送信パケット = 1 ルートのない送信パケット = 24 再構築が必要 = 0 再構築 = 0 再構築エラー = 0 正常に断片化されたデータグラム = 0 断片化できなかったデータグラム = 0 作成された断片 = 0 IPv6 統計 受信したパケット = 18744 受信したヘッダー エラー = 0 受信したアドレス エラー = 0 転送されたデータグラム = 0 受信した不明プロトコル = 0 受信後に破棄されたパケット = 3263 受信後に配信されたパケット = 22453 出力要求 = 27108 ルーティング破棄 = 0 破棄された送信パケット = 28 ルートのない送信パケット = 27 再構築が必要 = 0 再構築 = 0 再構築エラー = 0 正常に断片化されたデータグラム = 0 断片化できなかったデータグラム = 0 作成された断片 = 0 ICMPv4 統計 受信 送信 メッセージ 6 14 エラー 0 0 宛先到達不可 3 14 <以下、省略> netstat -p を使ってプロトコルを指定する †netstatの-pオプションを使用することにより、netstat -sで表示されたプロトコルを指定することができます。
オプション-pに指定できるプロトコルは以下の通りです。 以下、-sオプションを併用してIPv4の統計情報を表示してみます。 C:\>netstat -es -p IP インターフェイス統計 受信 送信 バイト 25128592 10086955 ユニキャスト パケット 51629 49717 ユニキャスト以外のパケット 1918 16193 破棄パケット 0 0 エラー パケット 0 0 不明なプロトコル パケット 0 IPv4 統計 受信したパケット = 299876 受信したヘッダー エラー = 0 受信したアドレス エラー = 0 転送されたデータグラム = 0 受信した不明プロトコル = 0 受信後に破棄されたパケット = 4358 受信後に配信されたパケット = 303380 出力要求 = 224167 ルーティング破棄 = 0 破棄された送信パケット = 1 ルートのない送信パケット = 24 再構築が必要 = 0 再構築 = 0 再構築エラー = 0 正常に断片化されたデータグラム = 0 断片化できなかったデータグラム = 0 作成された断片 = 0 以上、netstatコマンドを使用してネットワークインターフェースの統計情報を表示する方法でした。 |