本記事はPowerShellで設定されているタイムゾーン情報を取得する方法です。
この記事で使用するWin32_TimeZoneの
タイムゾーンに関する情報取得は、Get-WmiObjectコマンドレットを使用して簡単に取得することができます。
実際にコマンドを実行した結果は以下の通りです。
PS C:\> Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2" Bias SettingID Caption ---- --------- ------- 540 (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
上記の通り、タイムゾーンに関する情報の取得ができたので、
何点か実行例を以下に記します。
みなさんのマシンは日本標準時(JST)に設定していると思います。
なので、世界協定時刻(UTC)と比べ、+9時間進んでる状態です。
以下の実行例を見ると、540分(=9時間)すすんでいるのが確認できます。
PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2" PS C:\> $TZ.Bias 540
PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").Bias 540
設定されている(取得したオブジェクト)のタイムゾーン説明文が表示されます。
PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2" PS C:\> $TZ.Caption (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").Caption (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
タイムゾーンの標準名称を取得します。
PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2" PS C:\> $TZ.StandardName
PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").StandardName 東京 (標準時)
以上、PowerShellを使用してタイムゾーンの情報を取得する方法でした。