ノートPCでタスクスケジューラに設定したプログラムが動作しない場合の対処 †
当方、WSH(VBScriptで作成したrobcopyのバックアップスクリプトをタスクスケジューラに設定し動作確認をしました。
ノートPCを他のところに持っていて、トリガーの時間設定を変更しても動作しなくなってしまった。
動作しなくなった原因は設定の問題でした。
以下に、ノートPCでタスクスケジューラに定期実行のプログラム/スクリプトを設定した時の設定の注意点を記します。
尚、本資料はWindows7とWindows8で確認しました。
タスクスケジューラに設定した内容を確認すると… †
タスクスケジューラに設定した内容を確認すると以下のスクリーンショットのように、
条件タブの中に電源という設定項目があります。
電源の項目をみると以下の項目がありました。
- コンピュータをAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する
- コンピュータの電源がバッテリに切り替わった場合は停止する。
電源に関する設定項目
つまり、デフォルト(初期値)では、上記の両項目にチェックが入っているため、
ノートPCから電源を抜き、バッテリでノートPCを稼働し作業をしていると、
トリガーに指定した条件になってもAC電源でないためタスクスケジューラに設定したプログラム/スクリプトは起動されない訳です。
この電源に関する項目のチェックを外すことによりバッテリ稼働のノートPCでも
タスクスケジューラに設定した任意のタスクは動作するようになります。
以上、タスクスケジューラの電源に関する設定についてでした。