#navi(../)
* ファイル拡張子に関連付けされているアプリケーションを確認する・ftypeコマンド [#f248c129]
ftypeコマンド使えば簡単にファイルの拡張子から対応するアプリケーションを確認することができます。~
また、ファイルタイプ=オープンコマンド文字列で変更することもできます。~
尚、本資料では、ファイルタイプ=オープンコマンド文字列の操作例は記述していません。~
拡張子によるファイルの関連付けを変更する場合は、以下の資料を参考にしてください。
-[[Windows 7のファイルの関連付けの操作方法>Windows設定関連/Windows 7のファイルの関連付けの操作方法]]
-[[ファイル拡張子の関連付けを確認する方法・assocコマンド>コマンドプロンプト/ファイル拡張子の関連付けを確認する方法・assoc]]
#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)
* ftypeコマンドのヘルプ [#e548e505]
以下のコマンドを実行しassocコマンドのヘルプを確認してみます。
ftype /?
- ftype /? 実行結果
C:\Users\sakura>ftype /?
ファイル拡張子の関連付けに使われるファイル タイプを表示または変更します。
FTYPE [ファイル タイプ[=[オープンコマンド文字列]]]
ファイル タイプ 表示または変更するファイル タイプを指定します。
オープンコマンド文字列 このタイプのファイルを開くために使うコマンドを
指定します。
パラメーターを指定しないで「FTYPE」と入力すると、オープン コマンド文字列
が定義されている現在のファイル タイプを表示します。ファイル タイプ
だけを指定して FTYPE を実行すると、そのファイル タイプの現在のオープン
コマンド文字列を表示します。オープン コマンド文字列に何も指定しない
と、そのファイル タイプのオープン コマンド文字列を削除します。
オープン コマンド内の %0 または %1 は、関連付けを使って開かれる
ファイル名で置き換えられます。%* はすべてのパラメーターを取得し、
%2 は第 1 パラメーター、%3 は第 2 パラメーターを取得します。%~n は、
第 n パラメーターから最後までのパラメーターを取得します。n は、2 から 9
の値です。たとえば、
ASSOC .pl=PerlScript
FTYPE PerlScript=perl.exe %1 %*
と入力すると、次のように Perl スクリプトが起動されます。
script.pl 1 2 3
次のようにすると、拡張子を入力する必要がなくなります。
set PATHEXT=.pl;%PATHEXT%
スクリプトは、次のようにして起動できるようになります。
script 1 2 3
* ftypeコマンドを実行してみる [#m08be292]
引数を渡さずftypeコマンドを実行すると以下のようにすべてが表示されます。
C:\Users\sakura>ftype
<省略>
Word.Backup.8="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
Word.Document.12="C:\PROGRA~2\MICROS~4\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
Word.Document.8="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
Word.DocumentMacroEnabled.12="C:\PROGRA~2\MICROS~4\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
Word.RTF.8="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
Word.Template.8="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
wordhtmlfile="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE"
wordhtmltemplate="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE"
Wordpad.Document.1="%ProgramFiles%\Windows NT\Accessories\WORDPAD.EXE" "%1"
WSFFile="%SystemRoot%\System32\WScript.exe" "%1" %*
WSHFile="%SystemRoot%\System32\WScript.exe" "%1" %*
<省略>
上記の出力のWord.Document.12を見るとWord(WINWORD.EXE)になっているのが確認できます。~
* 拡張子から関連付けられているアプリケーションを確認する手順 [#w2675d3f]
以下のようにすれば、拡張子から関連づけられているアプリケーションを確認することができます。
拡張子.docに関連付けられているアプリケーションを取得しています。
+ .docのファイルの関連付けを取得
C:\Users\sakura>assoc .doc
.doc=Word.Document.8
+ 取得した''Word.Document.8''をftypeの引数として利用し実行するとOfficeのWord(WINWORD.EXE)が対応しているアプリケーションなのが確認できます。
C:\Users\sakura>ftype Word.Document.8
Word.Document.8="C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
assocコマンドについては、以下を参照してください。
-[[ファイル拡張子の関連付けを確認する方法・assocコマンド>コマンドプロンプト/ファイル拡張子の関連付けを確認する方法・assoc]]
#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)