#author("2018-10-25T17:13:36+09:00","","")
#author("2018-10-26T21:15:32+09:00","","")
#navi(../)
* ディレクトリのみ、ファイルのみの一覧を表示する方法 [#f5ba04fe]
PowerShellでディレクトリのみ、ファイルのみの一覧を表示する実行例を以下に記します。

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)

* ディレクトリのみの一覧を表示する [#a0bd2c88]
Get-ChildItem, Where-Objectコマンドレットを使うことにより、簡単にディレクトリのみを表示することができます。~
ディレクトリであることを判別する方法は、PSIsContainerとTest-Pathを使用して判別しています。

** PSIsContainerを使用 [#b97b6ce6]
ディレクトリの場合、PSIsContainerはTrueが返却されます。
 Get-ChildItem * | Where-Object { $_.PSIsContainer }
Where-Objectは?と記述することもできます。
 Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer }

** Test-Pathコマンドレットを使用 [#t4daf2b9]
Test-Pathの場合、-PathType containerを使用します。~
ディレクトリの場合はTrueが返却されます。
 Get-ChildItem * | Where-Object { (Test-Path -PathType container $_) -eq $True }
Where-Objectは?と記述することもできます。
 Get-ChildItem * | ? { (Test-Path -PathType container $_) -eq $True }

** サブフォルダも対象にしたい場合 [#b8e2fdfe]
サンプルは、Get-ChildItemの対象を*にしています。~
必要に応じて*を確認したいパスに変更してください。~
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
 Get-ChildItem -Recurse * | ? { $_.PSIsContainer }
フルパスで表示したいのであれば、以下のようにできます。
 Get-ChildItem -Recurse * | ? { $_.PSIsContainer } | % { $_.FullName }

** ディレクトリ数を確認したい [#dc7bfe45]
上記で取得したディレクトリ数を表示したい場合は、以下のようになります。
 Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer } | Measure-Object
数字のみを取得
 (Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer } | Measure-Object).Count

サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。

* ファイルのみの一覧表示 [#r4cfd090]
Get-ChildItem, Where-Objectコマンドレットを使うことにより、簡単にファイルのみを表示することができます。~
ファイルであることを判別する方法は、PSIsContainerとTest-Pathを使用して判別しています。

** PSIsContainerを使用 [#u88ce0d2]
ファイルの場合、PSIsContainerはFalseが返却されます。
 Get-ChildItem * | Where-Object { ! $_.PSIsContainer }
Where-Objectは?と記述することもできます。
 Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer }

** Test-Pathコマンドレットを使用 [#ec74e759]
Test-Pathの場合、-PathType containerを使用します。~
ファイルの場合はFalseが返却されます。
 Get-ChildItem * | Where-Object { (Test-Path -PathType container $_) -eq $False }
Where-Objectは?と記述することもできます。
 Get-ChildItem * | ? { (Test-Path -PathType container $_) -eq $False }

** サブフォルダも対象にしたい場合 [#j65293e5]
サンプルは、Get-ChildItemの対象を*にしています。~
必要に応じて*を確認したいパスに変更してください。~
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
 Get-ChildItem -Recurse * | ? { ! $_.PSIsContainer }
フルパスで表示したいのであれば、以下のようにできます。
 Get-ChildItem -Recurse * | ? { ! $_.PSIsContainer } | % { $_.FullName }

** ファイル数を確認したい [#qd08bb9a]
上記で取得したディレクトリ数を表示したい場合は、以下のようになります。
 Get-ChildItem * | ? { ! $_.PSIsContainer } | Measure-Object
数字のみを取得
 (Get-ChildItem * | ? { ! $_.PSIsContainer } | Measure-Object).Count

サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。

* その他 [#l809d0ac]
この資料では、以下のようにしてフルパスを取得しています。
 $_.FullNmae
または、以下のようにSelect-Objectでも可能です。~
ただし、ファイルに出力すると後ろにスペースがついていますので注意です。
 Select-Object FullName



以上、Powershellでディレクトリ一覧のみ、ファイル一覧のみを表示する方法でした。~

#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)



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