#author("2018-11-02T21:31:20+09:00","","")
#author("2018-11-02T21:52:54+09:00","","")
#navi(../)
* デバイスドライバーのバックアップ(エクスポート) [#h5a19b07]
dismコマンドを使用することにより、dismコマンドを実行したPCのデバイスドライバーのバックアップ(エクスポート)をすることができます。~
以下の使用例を記します。

* 動作確認環境 [#u6e00f2c]
- Windows 10 ver.1803

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)

* 動作確認環境 [#u6e00f2c]
- Windows 10 ver.1803


* DISMコマンドでドライバーをバックアップ [#h91433a5]
以下のコマンドで本コマンドを実行したPCのドライバーのバックアップ(エクスポート)を取得することができます。
 dism /online /export-driver /destination:出力先フォルダ

以下にバッチファイルを作成しましたので、よかったら使ってみてください。
#ref(exp_drvs.zip)
 @ECHO OFF
 REM Export windows drivers.
 
 mkdir "%HOMEPATH%\Desktop\%COMPUTERNAME%_drivers"
 dism /online /export-driver /destination:"%HOMEPATH%\Desktop\%COMPUTERNAME%_drivers"
 
 PAUSE
上記バッチファイルの起動方法および操作を以下に記します。
+ &ref(exp_drvs.zip);を展開してください。
+ exp_drvs.batが展開されます。
+ exp_drvs.batを右クリックし、管理者として実行をクリックします。
#ref(01.png)
+ 本バッチファイルは、デスクトップ上に「''コンピュータ名_drivers''」というフォルダを作成し、~
ドライバーのバックアップ先として使用します。
+ ドライバーバックアップ中は以下のようなメッセージがコマンドプロンプト画面に表示されます。
#ref(02.png)
#br
+ 完了すると「操作は正常に完了しました。」と出力されます。
+ 「何かキーを押してください」と表示されるので、キーを押すとコマンドプロンプト画面が閉じて終了です。
#ref(03.png)
#br

* バックアップされたドライバファイル [#aefaa74c]
上記バッチファイルが終了すると、デスクトップ上に ''コンピュータ名_drivers'' フォルダが作成されており、~
ドライバーファイルは、この作成したフォルダにバックアップ(エクスポート)されています。
#ref(04.png)
#br
フォルダ内ないは以下のようになっています。~
皆さんの環境によって出力されるドライバーファイルは当然異なります。
#ref(05.png)
#br

''このフォルダを別媒体(メディア)などにコピーしバックアップしておきましょう。''

* ドライバーのリストア [#o8490255]
リカバリメディアやリカバリ領域がなく、マイクロソフトよりOSイメージをダウンロードし、~
Windows再インストールした時に、デバイスドライバの一覧に?が表示されていたら、以下の手順でリストアできます。
+ バックアップしたドライバーフォルダをリストアするPCからアクセスできるようにします。
+ デバイスマネージャーを表示します。~
#ref(06.png)
#br
+ ?が表示されているデバイスで右クリックをしドライバーの更新をクリックします。~
以下のキャプチャーでは?がありませんが、操作手順の紹介なのでご了承くださいませ。
#ref(07.png)
#br
+ コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを探索をクリックします
#ref(08.png)
#br
+ バックアップしたドライバーのフォルダを指定します。~
+ 次へボタンを押します。
#ref(09.png)
#br
+ 後はメッセージに従い操作をしていけば、バックアップしたドライバーがインストールされます。

以上、コマンドによるドライバーのバックアップとリストア手順でした。


#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)

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