#navi(../)
* ネットワークインターフェースの統計情報を表示する [#wa6a077a]
netstatコマンドの-e, -sオプションにより、ネットワークの統計情報を表示することができます。~
送受信バイト数やエラーパケット数、再送信などの情報を確認することができます。
以下に netstat コマンドを使用した例を記します。
#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)
* netstat -e [#l526c67b]
netstatの-eオプションによりイーサネットの統計情報が表示されます。
C:\>netstat -e
インターフェイス統計
受信 送信
バイト 24144329 9305952
ユニキャスト パケット 46729 44593
ユニキャスト以外のパケット 833 16041
破棄パケット 0 0
エラー パケット 0 0
不明なプロトコル パケット 0
* netstat -s [#eb3b86ab]
プロトコルごとの統計を表示します。
IP、IPv6、ICMP、ICMPv6、TCP、TCPv6、UDP、UDPv6の統計が表示されます。
C:\>netstat -s
IPv4 統計
受信したパケット = 299484
受信したヘッダー エラー = 0
受信したアドレス エラー = 0
転送されたデータグラム = 0
受信した不明プロトコル = 0
受信後に破棄されたパケット = 4324
受信後に配信されたパケット = 302984
出力要求 = 223825
ルーティング破棄 = 0
破棄された送信パケット = 1
ルートのない送信パケット = 24
再構築が必要 = 0
再構築 = 0
再構築エラー = 0
正常に断片化されたデータグラム = 0
断片化できなかったデータグラム = 0
作成された断片 = 0
IPv6 統計
受信したパケット = 18744
受信したヘッダー エラー = 0
受信したアドレス エラー = 0
転送されたデータグラム = 0
受信した不明プロトコル = 0
受信後に破棄されたパケット = 3263
受信後に配信されたパケット = 22453
出力要求 = 27108
ルーティング破棄 = 0
破棄された送信パケット = 28
ルートのない送信パケット = 27
再構築が必要 = 0
再構築 = 0
再構築エラー = 0
正常に断片化されたデータグラム = 0
断片化できなかったデータグラム = 0
作成された断片 = 0
ICMPv4 統計
受信 送信
メッセージ 6 14
エラー 0 0
宛先到達不可 3 14
<以下、省略>
* netstat -p を使ってプロトコルを指定する [#ua869cca]
netstatの-pオプションを使用することにより、netstat -sで表示されたプロトコルを指定することができます。
オプション-pに指定できるプロトコルは以下の通りです。~
TCP、UDP、TCPv6、UDPv6
オプション-sと併用することにより、以下のプロトコルを指定することができます。~
IP、IPv6、ICMP、ICMPv6、TCP、TCPv6、UDP、UDPv6
以下、-sオプションを併用してIPv4の統計情報を表示してみます。
C:\>netstat -es -p IP
インターフェイス統計
受信 送信
バイト 25128592 10086955
ユニキャスト パケット 51629 49717
ユニキャスト以外のパケット 1918 16193
破棄パケット 0 0
エラー パケット 0 0
不明なプロトコル パケット 0
IPv4 統計
受信したパケット = 299876
受信したヘッダー エラー = 0
受信したアドレス エラー = 0
転送されたデータグラム = 0
受信した不明プロトコル = 0
受信後に破棄されたパケット = 4358
受信後に配信されたパケット = 303380
出力要求 = 224167
ルーティング破棄 = 0
破棄された送信パケット = 1
ルートのない送信パケット = 24
再構築が必要 = 0
再構築 = 0
再構築エラー = 0
正常に断片化されたデータグラム = 0
断片化できなかったデータグラム = 0
作成された断片 = 0
以上、netstatコマンドを使用してネットワークインターフェースの統計情報を表示する方法でした。
#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)