#navi(../)
*ActiveDirectory関連コマンド集(検索関連) [#o3e62299]
コマンドプロンプトを使用して、AD(ActiveDirectory)の情報を検索するサンプルを以下に記します。

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)

* ユーザID(ログオンID)から情報を取得するサンプル [#k73aa96f]
ログオンIDを使用し、ActiveDirectoryから情報を取得するコマンド例を記します。

** ユーザのCN,OU,DCを表示する [#n9d0a48d]
 dsquery user -samid <ユーザID>

** ユーザが所属しているメンバーを表示する [#u71b4d75]
 dsquery user -samid <ユーザID> | dsget user -memberof

** ユーザの会社名を表示する [#i4e984e2]
 dsquery user -samid <ユーザID> | dsget user -company

上記では、所属グループと会社名を取得するコマンド例を記しました。~
dsget user には他のオプションもあるので調べて活用してみてください。

* 姓名から情報を取得する [#zdf36a2c]
ユーザの名前を検索キーワードとして使用し、ActiveDirectoryから情報を取得するコマンド例を記します。

** ユーザのCN,OU,DCを表示する [#f7820ef2]
 dsquery user -name "姓 名"
ワイルドカードも使用できます。~
例
 dsquery user -name "姓*"
 dsquery user -name "*名"

** 名前からログオンIDを取得する [#l8eb2ed5]
 dsquery user -name "姓 名" | dsget user -samid
※ワイルドカードも使用できます。

** 名前から会社名を表示する [#h05b5948]
 dsquery user -name "姓 名" | dsget user -company
※ワイルドカードも使用できます。

dsget user には他のオプションもあるので調べて活用してみてください。

* OU関連 [#md911419]
OUに関するコマンド例を以下に記します。

** OUの検索・情報取得 [#va13c8d1]
 dsquery ou -name <OU名>
※ワイルドカードも使用できます。

** OU内のグループを一覧表示する [#b48e5c18]
 dsquery group "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -name *
引数で渡すOU名やDC名は、上記の「OUの検索・情報取得」で表示された文字列を使用すれば簡単です。~
件数が多い場合は、途中で処理が止まってしまいます。~
メッセージでも表示されますが、limitオプションにより表示件数を指定することができます。~
以下のコマンド例は、500件を指定しています。
 dsquery group "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -limit 500 -name *

** OU内のユーザを一覧表示する [#n8ec0205]
 dsquery user "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -name *
引数で渡すOU名やDC名は、上記の「OUの検索・情報取得」で表示された文字列を使用すれば簡単です。~
件数が多い場合は、途中で処理が止まってしまいます。~
メッセージでも表示されますが、limitオプションにより表示件数を指定することができます。~

* グループ検索 [#gd6ff7a5]
 dsquery group -name <グループ名>
※ワイルドカードも使用できます。

* コンピュータ名から情報を取得する [#kfa50fac]
 dsquery computer -name <コンピュータ名>
※ワイルドカードも使用できます。

以上、コマンドプロンプトを使用してActiveDirectory内の情報を取得するサンプルの紹介でした。

#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)

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