開発ツール/無料のXサーバー・Xming の変更点

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#navi(../)
* WindowsでUNIXマシンのGUIアプリが使用できるXming [#ta972041]
WindowsからターミナルソフトでLinux, *BSD, UNIXマシンに接続しCUIで操作しているとき、接続先UNIX/LinuxのGUIアプリを使うことができたらと思った方はXmingをインストールすることをお薦めします。~
ただし、接続先のサーバ側の設定が許可されていない場合は、使用できないので注意してください。

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)

*関連記事 [#z359bb07]
-[[XmingをTeraTermで使用する>開発ツール/XmingをTeraTermで使用する]]
-[[TeraTermのBeep音を消す方法>開発ツール/TeraTermのBeep音を消す方法]]

* Xming X Server for Windows スクリーンショット [#n593cae2]
下の画像は、Windows 7でXmingを起動しLinux(CentOS)上のxeyesを起動しているスクリーンショットです。
#ref(xming-01.gif)

* Xming X Server for Windowsの入手 [#c6fe08e0]
Xming X Server for Windowsは以下のURLよりダウンロードすることができます。~
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_xming/releases/

本記事を作成した時点でダウンロードしたファイルは以下の２つです。
+ Xming-6-9-0-31-setup.exe
+ Xming-fonts-7-5-0-47-setup.exe
#ref(xming-02.gif)

本資料では、Xmingをインストール後Xming-fontsをインストールしました。~
先にXming-fontsをインストールしても問題ありません。

* Xming X Server for Windowsのインストール [#xb99925a]
Xming-6-9-0-31-setup.exeを先にインストールします。
+ ダウンロードしたXming-6-9-0-31-setup.exeを起動します。
+ ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、「はい」ボタンをクリックし進みます。
+ Setup - Xming の画面が表示されます。
#ref(xming-03.gif)
#br
+ インストールするディレクトリを指定します。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-04.gif)
#br
+ コンポーネントの選択画面が表示されます。~
PuTTYがインストール済みの場合は、Don't install an SSH clientを選べばよいと思います。~
この資料を作成した環境では、PuTTYはインストールされていないので、デフォルト値のまま進みました。
#ref(xming-05.gif)
#br
+ スタートメニューに表示する文字列を指定します。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-06.gif)
#br
+デスクトップに作成するショートカットアイコンを指定しています。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-07.gif)
#br
XmingとXLaunchとは、XmingがXサーバになります。~
XLaunchで、どのような表示方法でXmingを起動するかを設定しXmingを起動するランチャーです。
#br
+ インストール開始画面が表示されます。~
InstallボタンをクリックするとXmingのインストールが開始されます。
#ref(xming-08.gif)
#br
+ Xmingのインストール完了画面です。~
Launch Xmingにチェックが入っているのを確認しFinishボタンをクリックします。
#ref(xming-09.gif)
#br
+ Windows ファイアウォール画面が表示されます。~
アクセスを許可する(A)ボタンをクリックします。
#ref(xming-10.gif)
#br
+ スタートメニューからXLaunchを起動します。
#ref(xming-11.gif)
#br
+ XLaunchを起動するとDisplay setting画面が表示されます。~
Multiple Windowがおすすめです。~
設定が終わったら次へ(N)ボタンをクリックしてください。
#ref(xming-12.gif)
#br
+　Session type画面が表示されます。~
Start a programを選び、次へ(N)ボタンをクリックします。
#ref(xming-13.gif)
#br
+ Start program画面が表示されるので、以下のように設定します。~
Using PuTTY (plink.exe)をチェック~
Connect to computerとLogin as user に接続するLinux/UNIXマシンのホスト名(IP)とユーザ名を設定します。
#ref(xming-14.gif)
#br
+ 追加パラメータの設定(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-15.gif)
#br
+ 設定完了画面が表示されるので、Save configurationボタンをクリックし、完了ボタンをクリックします。~
以後、保存したファイルをダブルクリックすれば上記で行った設定を反映しXmingが起動します。~
(当方、Xmingが立ち上がらず、Windows 7を再起動し再度XLaunchを起動したら正常に動作しました。なんでだろ？)
#ref(xming-16.gif)
#br
+ 初回起動時、鍵に関するメッセージが表示されるので、はい(Y)ボタンをクリックします。
#ref(xming-17.gif)
#br
+ パスワード入力画面が表示されるのでLinux/UNIXのパスワードを入力します。~
#ref(xming-18.gif)
#br
+ Start programで指定してあったxtermが起動します。~
xeyesを起動したときのスクリーンショットです。
#ref(xming-01.gif)
#br

* Xmingのフォントをインストールする [#f2b50c80]
Xmingを終了して、Xmingのフォントを以下の手順でインストールしました。
+ダウンロードしたXming-fonts-7-5-0-47-setup.exeを起動します。
+ ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、「はい」ボタンをクリックし進みます。
#ref(xming-20.gif)
#br
+Xming fontsのインストールするディレクトリを選択します。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-21.gif)
#br
+Xmingインストール済みのため、すでにディレクトリが作成されているため出力されたメッセージです。~
「はい」を押して進みました。
#ref(xming-22.gif)
#br
+コンポーネントを選択します。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-23.gif)
#br
+ スタートメニューに表示する文字列を指定します。(デフォルトのまま進みました。)
#ref(xming-24.gif)
#br
+ Installボタンを押すとXming-fontsのインストールが開始されます。
#ref(xming-25.gif)
#br

以上、Xming X Server for Windowsのインストール記事でした。


#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)