#author("2019-07-19T19:00:21+09:00","","")
#author("2019-07-19T19:00:40+09:00","","")
#navi(../)
* CygwinXXXXをWindows10にインストール [#w9e9acbe]
* Cygwin3.0.7をWindows10にインストール [#w9e9acbe]
Cygwinの記事をいくつか公開していましたが、バージョンも結構上がったことなので、インストール手順を新に作成し公開しました。~
また非力な32GB eMMCマシンのため、WSLをインストールするのをあきらめ、CygwinをmicroSDにインストールして使用しています。

#htmlinsert(win-top.html)
#contents


* 使用したWindowsおよびCygwinのバージョン [#e4d89197]
-Windows OS~
Windows 10 64bit ver.1903
-Cygwin~
Cygwin version 3.0.7
 $ uname -a
 CYGWIN_NT-10.0 DESKTOP-PC 3.0.7(0.338/5/3) 2019-04-30 18:08 x86_64 Cygwin


* Cygwinの入手 [#b87faab3]
Cygwinは以下のURLよりダウンロードすることができます。~
https://www.cygwin.com/

+ 64bit版と32bit版がありますので、みなさんのWindowsにあった方をダウンロードしてください。
--64bit版~
setup-x86_64.exe
--32bit版~
setup-x86.exe
#br
#ref(01.png)
#br
+ 本ファイルはCygwinインストール後も新たにパッケージの追加や削除などに使用しますので、~
ダウンロード後、Cygwinをインストールするフォルダ直下に置いておきました。~
当方は、microSDにインストールすることにしたので、D:ドライブ直下に cygwin フォルダを作成し、~
本ファイルを移動しました。
#ref(02.png)
#br
#ref(03.png)
#br

* Cygwinのインストール [#qfaf44fa]
上記でダウンロードしたsetupファイルを起動しインストールを開始します。~
本資料では、vim、sshコマンド関連、zipコマンド関連を追加でインストールしています。
+ ダウンロードしたsetupファイルを起動します。~
+ セットアップ画面が表示されるので「次へ」をクリックします。
#ref(11.png)
#br
+ インターネット接続でCygwinパッケージをダウンロードするので、一番上の''Install for Internet''を選択し「次へ」をクリックします。
#ref(12.png)
#br
+ Browseボタンを押して上記で作成した ''D:\Cygwin'' に変更し「次へ」をクリックしました。
#ref(13.png)
#br
+ ローカルパッケージディレクトリはそのまま(上で選択したディレクトリ)のまま「次へ」をクリックしました。
#ref(14.png)
#br
+ プロキシの設定になります。~
必要な方は設定し「次へ」をクリックします。
#ref(15.png)
#br
+ Cygwinパッケージをダウンロードするサーバを選択します。~
当方は、日本の ''http://ftp.jaist.ac.jp''([[JAIST 北陸先端科学技術大学院大学>https://www.jaist.ac.jp/]])を選択しました。~
他にも日本のサーバがありますので、お好きなところを選んで「次へ」をクリックしてください。
#ref(16.png)
#br
+ パッケージのダウンロードが始まりインストールが開始されます。
#ref(17.png)
#br
+ しばらくすると、''Select Packages''の画面が表示されます。~
#ref(18.png)
#br
+ vimパッケージを選択しインストール対象にします。
+ ViewをCategoryからFullに変更します。
#ref(19.png)
#br
+ Searchに''vim'と入力すると、検索されvimパッケージが表示されます。
#ref(20.png)
#br
+ vimパッケージをインストール対象にするため、▼をクリックし、最新バージョンをクリックしました。
#ref(21.png)
#br
+ インストール対象になったことが確認できます。
#ref(22.png)
#br
+次にssh関連パッケージ(ssh, scpなどのコマンド)もインストール対象にします。~
vimパッケージ同様に、ViewはFullでSearchに''openssh''と入力します。~
(Sever機能は使いません。sshコマンドを使いたいので本パッケージを選択しました。)~
&color(red){Windows 10 ver.1903だとSystem32にすでにsshコマンドがインストールされています。&br;これはCygwinのものではなく、Microsoftが用意したものになります。&br;通常、困らないと思いますが、問題(副作用)が起きたら面倒なので、Cygwin版のopensshをインストールすることにしています。};
#ref(23.png)
#br
+ vimパッケージの選択と同様、▼をクリックし最新バージョンをクリックしました。
#ref(24.png)
#br
(PHPやRubyやPythonなどをインストールしたい場合は、同様のパッケージ操作で選択してください。)
#br
+追加パッケージの選択も終わったので、「次へ」をクリックしインストールを続行します。~
+確認画面が表示されるので「次へ」をクリックします。
#ref(31.png)
#br
+パッケージのダウンロード&インストールが開始されます。~
パッケージダウンロード&インストールが完了するまでしばらく待ちます。
#ref(32.png)
#br
+ デスクトップにCygwinのショートカットを作成してほしいのでデフォルトのまま「完了」ボタンをクリックしました。~
#ref(33.png)
#br

* Cygwinの起動 [#fa47dabc]
上記の手順でインストールを行うと、デスクトップに''Cygwin64 Terminal''アイコンが(ショートカット)が作成されているので、~
ダブルクリックをして起動します。

+ Cygwin64 Terminal をダブルクリックして起動します。
+ 初回起動時は、各種ファイルが作成されるので、以下のような出力になります。
#ref(51.png)
#br
+デフォルトのままだとフォントが汚いので以下のようにして変更しました。~
+左上のCygwinアイコンをクリックし、Optionsをクリックします。
#ref(52.png)
#br
+ Textをクリックし、Selectボタンをクリックします。
#ref(53.png)
#br
+好きなフォントを選択し、OKボタンをクリックします。
#ref(54.png)
#br
+ Applyボタンをクリックするとターミナルのフォントが変更されます。~
+ Saveボタンを区リクして設定を保存します。
#ref(55.png)
#br
+ 他にも設定がたくさんあるので、いろいろ試してみてください。

以上、Cygwin3.0.7のインストールとパッケージのインストール方法の紹介でした。

#htmlinsert(win-btm.html)

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