#author("2018-10-24T21:53:29+09:00","","")
#navi(../)
* PowerShellでタイムゾーン関連情報を取得する [#he70723c]
本記事はPowerShellで設定されているタイムゾーン情報を取得する方法です。
#ref(01.png)

#contents
#htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html)


* 参考記事 [#r721bdc3]
この記事で使用するWin32_TimeZoneの
-[[https://docs.microsoft.com/en-us/windows/desktop/cimwin32prov/win32-timezone]]

* Win32_TimeZoneを取得し色々表示してみる [#q8e5fbc6]
タイムゾーンに関する情報取得は、Get-WmiObjectコマンドレットを使用して簡単に取得することができます。~
実際にコマンドを実行した結果は以下の通りです。
 PS C:\> Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2"
 
 Bias SettingID Caption
 ---- --------- -------
 540           (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

上記の通り、タイムゾーンに関する情報の取得ができたので、~
何点か実行例を以下に記します。

** 世界協定時刻(UTC)との差を取得 [#fdf8662c]
みなさんのマシンは日本標準時(JST)に設定していると思います。~
なので、世界協定時刻(UTC)と比べ、+9時間進んでる状態です。~
以下の実行例を見ると、540分(=9時間)すすんでいるのが確認できます。
-コマンド実行例
 PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2"
 PS C:\> $TZ.Bias
 540
-コマンド実行例
 PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").Bias
 540

** タイムゾーンの表示 [#j15cf6f7]
設定されている(取得したオブジェクト)のタイムゾーン説明文が表示されます。
-コマンド実行例
 PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2"
 PS C:\> $TZ.Caption
 (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
-コマンド実行例
 PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").Caption
 (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京

** タイムゾーンの標準名称 [#y599445f]
タイムゾーンの標準名称を取得します。
-コマンド実行例
 PS C:\> $TZ = Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2"
 PS C:\> $TZ.StandardName
-コマンド実行例
 PS C:\> (Get-WmiObject -Class Win32_TimeZone -Namespace "Root\CIMV2").StandardName
 東京 (標準時)

以上、PowerShellを使用してタイムゾーンの情報を取得する方法でした。

#htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)


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