PowerShell/powershell.exe.configの修正方法
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#navi(../) * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の修正方法 [#ua9c8601] powershell.exe.configファイルが既にあり、修正・追記ができない場合の対処方法を以下に記します。~ powershell.exe.configがない場合は、新規に作成すればよいと思います。~ 本操作により、powershell_ise.exe.configも同様の操作で編集が可能となります。~ &color(red){作業前にバックアップを取っておきましょう!}; 本操作により、他の書き込み不可能なファイルも同様の操作で編集が可能となります。~ ''システムに関するファイルなので、取り扱いに注意願います。'' #contents #htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html) * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) のありか [#bbb10be7] powershell.exe.config, powershell_ise.exe.configは以下の場所(ディレクリ)に存在します。~ もし、ファイルがないようであれば、新規に作成し設定を行えばよいと思います。 +PowerShellを起動します。 +PowerShellのホームディレクトリは、$PSHOME変数に格納されています。~ 以下のように入力しEnterキーを押せば、表示されます。 PS C:\> echo $PSHOME C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0 + powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) が存在するか確認してみます。 PS C:\> cd $PSHOME PS C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0> Get-ChildItem *.config ディレクトリ: C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0 Mode LastWriteTime Length Name ---- ------------- ------ ---- -a---- 2018/06/01 12:23 266 powershell.exe.config -a---- 2018/04/12 8:35 363 powershell_ise.exe.config * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の所有者を変更 [#s38a9a86] デフォルトでは、以下のスクリーンショットのように''TrustedInstaller''となっています。 #ref(01.png) 所有者を管理者権限のあるログイン中のアカウント(ユーザ)に変更し、フルコントロールを与えることにより修正を可能とする手順を以下に記します。~ 以下の操作例は、powershell.exe.configを対象に記します。~ 以下のスクリーンショットはWindows10で操作したときに撮ったものとなります。~ Windows7,Windows8.1ではレイアウト等が異なりますので、適時読み替えてください。 + エクスプローラーを起動します。 + 上記で表示した、$PSHOMEのディレクトリを入力し、powershell.exe.configを探します。~ #ref(02.png) #br +powershell.exe.configを右クリックし、プロパティをクリックします。 #ref(03.png) #br +セキュリティタブをクリックし、詳細設定ボタンをクリックします。 #ref(04.png) #br +変更(C)をクリックします。 #ref(05.png) #br +「選択するオブジェクト名を入力してください」のエリアに編集可能とするユーザ名を入力し名前の確認ボタンを押下します。~ #ref(06.png) #br もし、自分自身のユーザ名がわからない場合は、コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。 echo %USERNAME% #br +OKボタンをクリックすると、選択したユーザ名に所有者が変わります。 #ref(07.png) #br #ref(08.png) #br +OKボタンを押して、セキュリティの詳細設定画面を閉じます。 #br +プロパティの画面で編集ボタンを押します。 #ref(09.png) #br +アクセス許可画面が表示されるので、追加ボタンをクリックします。 #ref(10.png) #br +上記で入力したユーザ名を入力し、名前の確認ボタンを押下します。 +OKボタンを押してアクセス許可画面を閉じます。 #ref(11.png) #br +追加したユーザをクリックし、アクセス許可の許可・フルコントロールにチェックを入れます。~ +OKボタンをクリックします。 #ref(12.png) #br +はい(Y)ボタンをクリックすれば設定が反映されます。 #ref(13.png) #br +プロパティ画面が表示されるので、確認してください。~ +OKボタンをクリックし、プロパティ画面を閉じます。 #ref(14.png) #br 以上の操作により、設定したユーザによるファイル編集が可能となります。 * もとに戻す手順 [#l348e6a2] 上記の操作で所有者の変更および、所有者をアクセス権限でユーザ追加し、フルコントロールを与えました。~ 削除作業は上記の逆の手順を行います。~ + セキュリティタブに表示されている、編集ボタンをクリックし、追加したユーザを削除してください。 + セキュリティタブの詳細設定ボタンをクリックし、所有者を''TrustedInstaller''に戻してください。~ 「選択するオブジェクト名を入力してください」でTrustedInstallerを見つける(名前の確認)には、以下のように入力すれば見つかります。 NT SERVICE\TrustedInstaller あとは、メッセージに従い操作をすればもとに戻ります。 以上、所有者が''TrustedInstaller''になっていて編集ができなかったpowershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の修正方法でした。 #htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)
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#navi(../) * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の修正方法 [#ua9c8601] powershell.exe.configファイルが既にあり、修正・追記ができない場合の対処方法を以下に記します。~ powershell.exe.configがない場合は、新規に作成すればよいと思います。~ 本操作により、powershell_ise.exe.configも同様の操作で編集が可能となります。~ &color(red){作業前にバックアップを取っておきましょう!}; 本操作により、他の書き込み不可能なファイルも同様の操作で編集が可能となります。~ ''システムに関するファイルなので、取り扱いに注意願います。'' #contents #htmlinsertpcsp(win-top.html,win-sp.html) * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) のありか [#bbb10be7] powershell.exe.config, powershell_ise.exe.configは以下の場所(ディレクリ)に存在します。~ もし、ファイルがないようであれば、新規に作成し設定を行えばよいと思います。 +PowerShellを起動します。 +PowerShellのホームディレクトリは、$PSHOME変数に格納されています。~ 以下のように入力しEnterキーを押せば、表示されます。 PS C:\> echo $PSHOME C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0 + powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) が存在するか確認してみます。 PS C:\> cd $PSHOME PS C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0> Get-ChildItem *.config ディレクトリ: C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0 Mode LastWriteTime Length Name ---- ------------- ------ ---- -a---- 2018/06/01 12:23 266 powershell.exe.config -a---- 2018/04/12 8:35 363 powershell_ise.exe.config * powershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の所有者を変更 [#s38a9a86] デフォルトでは、以下のスクリーンショットのように''TrustedInstaller''となっています。 #ref(01.png) 所有者を管理者権限のあるログイン中のアカウント(ユーザ)に変更し、フルコントロールを与えることにより修正を可能とする手順を以下に記します。~ 以下の操作例は、powershell.exe.configを対象に記します。~ 以下のスクリーンショットはWindows10で操作したときに撮ったものとなります。~ Windows7,Windows8.1ではレイアウト等が異なりますので、適時読み替えてください。 + エクスプローラーを起動します。 + 上記で表示した、$PSHOMEのディレクトリを入力し、powershell.exe.configを探します。~ #ref(02.png) #br +powershell.exe.configを右クリックし、プロパティをクリックします。 #ref(03.png) #br +セキュリティタブをクリックし、詳細設定ボタンをクリックします。 #ref(04.png) #br +変更(C)をクリックします。 #ref(05.png) #br +「選択するオブジェクト名を入力してください」のエリアに編集可能とするユーザ名を入力し名前の確認ボタンを押下します。~ #ref(06.png) #br もし、自分自身のユーザ名がわからない場合は、コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。 echo %USERNAME% #br +OKボタンをクリックすると、選択したユーザ名に所有者が変わります。 #ref(07.png) #br #ref(08.png) #br +OKボタンを押して、セキュリティの詳細設定画面を閉じます。 #br +プロパティの画面で編集ボタンを押します。 #ref(09.png) #br +アクセス許可画面が表示されるので、追加ボタンをクリックします。 #ref(10.png) #br +上記で入力したユーザ名を入力し、名前の確認ボタンを押下します。 +OKボタンを押してアクセス許可画面を閉じます。 #ref(11.png) #br +追加したユーザをクリックし、アクセス許可の許可・フルコントロールにチェックを入れます。~ +OKボタンをクリックします。 #ref(12.png) #br +はい(Y)ボタンをクリックすれば設定が反映されます。 #ref(13.png) #br +プロパティ画面が表示されるので、確認してください。~ +OKボタンをクリックし、プロパティ画面を閉じます。 #ref(14.png) #br 以上の操作により、設定したユーザによるファイル編集が可能となります。 * もとに戻す手順 [#l348e6a2] 上記の操作で所有者の変更および、所有者をアクセス権限でユーザ追加し、フルコントロールを与えました。~ 削除作業は上記の逆の手順を行います。~ + セキュリティタブに表示されている、編集ボタンをクリックし、追加したユーザを削除してください。 + セキュリティタブの詳細設定ボタンをクリックし、所有者を''TrustedInstaller''に戻してください。~ 「選択するオブジェクト名を入力してください」でTrustedInstallerを見つける(名前の確認)には、以下のように入力すれば見つかります。 NT SERVICE\TrustedInstaller あとは、メッセージに従い操作をすればもとに戻ります。 以上、所有者が''TrustedInstaller''になっていて編集ができなかったpowershell.exe.config (powershell_ise.exe.config) の修正方法でした。 #htmlinsertpcsp(win-btm.html,win-sp.html)
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