コマンドプロンプトを使用して、AD(ActiveDirectory)の情報を検索するサンプルを以下に記します。
ログオンIDを使用し、ActiveDirectoryから情報を取得するコマンド例を記します。
dsquery user -samid <ユーザID>
dsquery user -samid <ユーザID> | dsget user -memberof
dsquery user -samid <ユーザID> | dsget user -company
上記では、所属グループと会社名を取得するコマンド例を記しました。
dsget user には他のオプションもあるので調べて活用してみてください。
ユーザの名前を検索キーワードとして使用し、ActiveDirectoryから情報を取得するコマンド例を記します。
dsquery user -name "姓 名"
ワイルドカードも使用できます。
例
dsquery user -name "姓*" dsquery user -name "*名"
dsquery user -name "姓 名" | dsget user -samid
※ワイルドカードも使用できます。
dsquery user -name "姓 名" | dsget user -company
※ワイルドカードも使用できます。
dsget user には他のオプションもあるので調べて活用してみてください。
OUに関するコマンド例を以下に記します。
dsquery ou -name <OU名>
※ワイルドカードも使用できます。
dsquery group "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -name *
引数で渡すOU名やDC名は、上記の「OUの検索・情報取得」で表示された文字列を使用すれば簡単です。
件数が多い場合は、途中で処理が止まってしまいます。
メッセージでも表示されますが、limitオプションにより表示件数を指定することができます。
以下のコマンド例は、500件を指定しています。
dsquery group "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -limit 500 -name *
dsquery user "OU=<OU名>...,DC=<DC名>..." -name *
引数で渡すOU名やDC名は、上記の「OUの検索・情報取得」で表示された文字列を使用すれば簡単です。
件数が多い場合は、途中で処理が止まってしまいます。
メッセージでも表示されますが、limitオプションにより表示件数を指定することができます。
dsquery group -name <グループ名>
※ワイルドカードも使用できます。
dsquery computer -name <コンピュータ名>
※ワイルドカードも使用できます。
以上、コマンドプロンプトを使用してActiveDirectory内の情報を取得するサンプルの紹介でした。