Windows7でパスワードポリシーの確認と変更方法・secpol.msc †
ローカル セキュリティ ポリシーを使い、パスワードのポリシー(有効期間や文字数など)の設定を行う方法を記します。
尚、Windows 7 Proを使用し、ローカルマシンのみで実施しました。
(Windows 7 Home Premiumには、ローカルセキュリティポリシーのエディタはありませんでした。)
ローカル セキュリティ ポリシーの起動 †
以下のスクリーンショットのように、検索ボックスにsecpol.mscと入力してください。
secpolのアイコンが表示されるので、クリックすると以下のスクリーンショットのように「ローカル セキュリティ ポリシー」の画面が表示されます。
パスワードのポリシーの確認と変更 †
アカウントポリシー→パスワードポリシーとクリックすると、以下のスクリーンショットのようにパスワードのポリシー画面が表示されます。
コントロールパネルから「ローカル セキュリティ ポリシー」を起動する方法は、以下の手順になります。
- コントロールパネルを開く。
- 表示方法がカテゴリの場合は、大きいアイコンまたは小さいアイコンに変更する。
- 管理ツールアイコンがあるのでクリックする。
- 表示されたウインドウにローカル セキュリティ ポリシーのアイコンがあります。
個々の項目の説明 †
個々の項目の説明については、以下の操作で確認することができます。
以下の例は、パスワードの有効期間について説明を確認する方法です。
- パスワードの有効期間を右クリックします。
- プロパティをクリックします。
- 説明のタブをクリックすると項目についての説明記述を見ることができます。
パスワードの有効期間が設定されているのに期間を過ぎても変更を促されない理由 †
ローカル セキュリティ ポリシーのパスワード有効期間がデフォルトで42日と設定されているのに、実際にはパスワードの変更が促されない理由を以下に記します。
- スタートメニューをクリックしコンピュータで右クリックする
- 管理をクリックする
- コンピュータの管理が起動される
- コントロールパネルから起動したい場合は、以下の手順になります。
- コントロールパネルを開く。
- 表示方法がカテゴリの場合は、大きいアイコンまたは小さいアイコンに変更する。
- 管理ツールアイコンがあるのでクリックする。
- 表示されたウインドウにコンピュータの管理のアイコンがあります。
- システムツール内にあるローカルユーザとグループをクリックします。
- ユーザーフォルダーが表示されるので、クリックします。
- ユーザー一覧が表示されます。
- 以下のスクリーンショットは、ユーザーsakuraを右クリックしプロパティをクリックしたときのものです。
- パスワードを無期限にするにチェックが入っているのか確認できます。
この設定により、ローカルセキュリティーポリシーの設定値が上書きされるため、デフォルトで42日設定されていますが、パスワード変更が促されない状態となります。