PowerShellでディレクトリのみ、ファイルのみの一覧を表示する実行例を以下に記します。
本記事と同等の内容でCSV出力している記事です。
PowerShellで各ファイルやディレクトリのセキュリティ情報を取得する記事です。
Get-ChildItem, Where-Objectコマンドレットを使うことにより、簡単にディレクトリのみを表示することができます。
ディレクトリであることを判別する方法は、PSIsContainerとTest-Pathを使用して判別しています。
ディレクトリの場合、PSIsContainerはTrueが返却されます。
Get-ChildItem * | Where-Object { $_.PSIsContainer }
Where-Objectは?と記述することもできます。
Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer }
Test-Pathの場合、-PathType containerを使用します。
ディレクトリの場合はTrueが返却されます。
Get-ChildItem * | Where-Object { (Test-Path -PathType container $_) -eq $True }
Where-Objectは?と記述することもできます。
Get-ChildItem * | ? { (Test-Path -PathType container $_) -eq $True }
サンプルは、Get-ChildItemの対象を*にしています。
必要に応じて*を確認したいパスに変更してください。
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
Get-ChildItem -Recurse * | ? { $_.PSIsContainer }
フルパスで表示したいのであれば、以下のようにできます。
Get-ChildItem -Recurse * | ? { $_.PSIsContainer } | % { $_.FullName }
上記で取得したディレクトリ数を表示したい場合は、以下のようになります。
Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer } | Measure-Object
数字のみを取得
(Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer } | Measure-Object).Count
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
Get-ChildItem, Where-Objectコマンドレットを使うことにより、簡単にファイルのみを表示することができます。
ファイルであることを判別する方法は、PSIsContainerとTest-Pathを使用して判別しています。
ファイルの場合、PSIsContainerはFalseが返却されます。
Get-ChildItem * | Where-Object { ! $_.PSIsContainer }
Where-Objectは?と記述することもできます。
Get-ChildItem * | ? { $_.PSIsContainer }
Test-Pathの場合、-PathType containerを使用します。
ファイルの場合はFalseが返却されます。
Get-ChildItem * | Where-Object { (Test-Path -PathType container $_) -eq $False }
Where-Objectは?と記述することもできます。
Get-ChildItem * | ? { (Test-Path -PathType container $_) -eq $False }
サンプルは、Get-ChildItemの対象を*にしています。
必要に応じて*を確認したいパスに変更してください。
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
Get-ChildItem -Recurse * | ? { ! $_.PSIsContainer }
フルパスで表示したいのであれば、以下のようにできます。
Get-ChildItem -Recurse * | ? { ! $_.PSIsContainer } | % { $_.FullName }
上記で取得したディレクトリ数を表示したい場合は、以下のようになります。
Get-ChildItem * | ? { ! $_.PSIsContainer } | Measure-Object
数字のみを取得
(Get-ChildItem * | ? { ! $_.PSIsContainer } | Measure-Object).Count
サブフォルダも対象にしたい場合は、Get-ChildItemの-Recurseオプションを使用します。
この資料では、以下のようにしてフルパスを取得しています。
$_.FullNmae
または、以下のようにSelect-Objectでも可能です。
ただし、ファイルに出力すると後ろにスペースがついていますので注意です。
Select-Object FullName
以上、Powershellでディレクトリ一覧のみ、ファイル一覧のみを表示する方法でした。