パフォーマンスカウンタの作成・実行・停止・採取の手順を以下に記します。
これにより、CPU使用率、ネットワーク、ディスクIOなどの値を採取することができます。
(Linuxで言えば、sarコマンドで取得する情報になります。)
本資料は、Windows8.1を使用して動作確認を行いました。
logmanコマンドを使用することにより、パフォーマンスカウンタを作成することができます。
本資料では、c:\PerfCounterに情報を取得するような手順となっています。
mkdir c:\PerfCounter
#ref(): File not found: "counterlist.txt" at page "コマンドプロンプト/パフォーマンスカウンタの作成・実行・停止・採取"
\LogicalDisk(*)\* \Memory\* \Network Interface(*)\* \PhysicalDisk(*)\* \Processor(*)\*
cd c:\PerfCounter
logman create counter カウンタ名 -cf 取得する情報 -f csv -si 採取間隔 -o 出力ファイル名本記事では、以下のようにしました。
logman create counter myPerfLog -cf .\counterlists.txt -f csv -si 30 -o c:\PerfCounter\myPerfLog.csv上記のコマンドを実行すると以下のように出力されます。
c:\PerfCounter>logman create counter myPerfLog -cf .\counterlists.txt -f csv -si 30 -o c:\PerfCounter\myPerfLog.csv コマンドは、正しく完了しました。コンピュターの管理で見てみると、パフォーマンスカウンタが作成されているのが確認できます。
上記の コンピュータの管理→パフォーマンス→レポート→ユーザ定義 でGUIにて確認することもできますが、
コマンドによりパフォーマンスカウンタを確認することもできます。
logman query
logman queryを実行した時の出力です。
c:\PerfCounter>logman query データ コレクター セット 種類 状態 ------------------------------------------------------------------------------- LSC Memory 警告 実行中 myPerfLog カウンター 停止済み コマンドは、正しく完了しました。
詳細な情報を確認する場合は、パフォーマンスカウンタ名も一緒に指定します。
c:\PerfCounter>logman query myPerfLog 名前: myPerfLog 状態: 停止 ルート パス: c:\PerfCounter\ セグメント: オフ スケジュール: オン 別のユーザーとして実行: SYSTEM 名前: myPerfLog\myPerfLog 種類: カウンター 追加: オフ 循環: オフ 上書き: オフ サンプルの間隔: 30 秒 カウンター: \LogicalDisk(*)\* \Memory\* \Network Interface(*)\* \PhysicalDisk(*)\* \Processor(*)\* コマンドは、正しく完了しました。
作成したパフォーマンスカウンタは以下の構文で実行することができます。
logman start パフォーマンスカウンタ名
logman stop パフォーマンスカウンタ名
以下、実行した時の出力例です。
c:\PerfCounter>logman start myPerfLog コマンドは、正しく完了しました。
本資料では30秒間隔で、情報を採取しています。
データが取得されている確認します。
c:\PerfCounter>dir
ドライブ C のボリューム ラベルは Windows8_OS です
ボリューム シリアル番号は D8A1-541E です
c:\PerfCounter のディレクトリ
2015/10/12 09:40 <DIR> .
2015/10/12 09:40 <DIR> ..
2015/10/12 09:21 92 counterlists.txt
2015/10/12 09:40 31,639 myPerfLog_000001.csv
2 個のファイル 31,731 バイト
2 個のディレクトリ 53,964,902,400 バイトの空き領域
myPerfLog_000001.csvが作成されているのが確認できます。
作成したパフォーマンスカウンタの削除は以下のコマンドで実行します。
logman delete パフォーマンスカウンタ名
今回作成したパフォーマンスカウンタを削除した実行例は以下の通りです。
c:\PerfCounter>logman delete myPerflog コマンドは、正しく完了しました。
logman query で確認すると削除されていのが確認できます。
c:\PerfCounter>logman query データ コレクター セット 種類 状態 ------------------------------------------------------------------------------- LSC Memory 警告 実行中 コマンドは、正しく完了しました。
logman createコマンドでは他のオプションも多々あります。
ファイルサイズの最大値を指定したり、取得開始時間、終了時間の設定や、出力ファイルにYYYYMMDDHHMISSをつけたりなどすることがきます。
以下のコマンドでオプションを確認してみてください
logman /?
以上、パフォーマンスカウンタの使用例でした。