隠しファイルを削除する方法・DEL・ERASE †コマンドプロンプトで隠しファイルの作成、確認、削除方法を以下に記します。 関連記事 †隠しファイルを作ってみる †以下の手順で隠しファイルを作成することができます。 E:\>echo hide > hide.txt E:\>dir hide.txt ドライブ E のボリューム ラベルは microsd32G です ボリューム シリアル番号は 1205-EFBF です E:\ のディレクトリ 2016/12/18 17:23 7 hide.txt 1 個のファイル 7 バイト 0 個のディレクトリ 19,035,713,536 バイトの空き領域 E:\>attrib +H hide.txt E:\>dir hide.txt ドライブ E のボリューム ラベルは microsd32G です ボリューム シリアル番号は 1205-EFBF です E:\ のディレクトリ ファイルが見つかりません 上記の通り、attribコマンドを使ってH属性をつけることにより隠しファイルになります。 隠しファイルをdirで表示する †上記で作成した隠しファイルを表示するには、dirコマンドに/AHオプションを付け実行します。 E:\>dir /ah ドライブ E のボリューム ラベルは microsd32G です ボリューム シリアル番号は 1205-EFBF です E:\ のディレクトリ 2016/12/18 17:23 7 hide.txt 2016/05/11 19:26 <DIR> System Volume Information 1 個のファイル 7 バイト 1 個のディレクトリ 19,035,713,536 バイトの空き領域 隠しファイルが表示されます。 E:\>dir /? ディレクトリ中のファイルとサブディレクトリを一覧表示します。 DIR [ドライブ:][パス][ファイル名] [/A[[:]属性]] [/B] [/C] [/D] [/L] [/N] [/O[[:]ソート順]] [/P] [/Q] [/R] [/S] [/T[[:]タイムフィールド]] [/W] [/X] [/4] <省略> /A 指定された属性のファイルを表示します。 属性 D ディレクトリ R 読み取り専用 H 隠しファイル A アーカイブ S システム ファイル I 非インデックス対象ファイル L 再解析ポイント - その属性以外 <省略> 隠しファイルを削除する †上記で作成した隠しファイルを削除してみます。 E:\>del /? ファイル (複数可) を削除します。 DEL [/P] [/F] [/S] [/Q] [/A[[:]属性]] 名前 ERASE [/P] [/F] [/S] [/Q] [/A[[:]属性]] 名前 <省略> /A 属性により削除するファイルを選択します。 属性 R 読み取り専用 S システム ファイル H 隠しファイル A アーカイブ I 非インデックス対象ファイル L 再解析ポイント - その属性以外 <省略> 隠しファイルを削除してみた時の操作例です。 E:\>dir /ah ドライブ E のボリューム ラベルは microsd32G です ボリューム シリアル番号は 1205-EFBF です E:\ のディレクトリ 2016/12/18 17:31 7 hide.txt 2016/05/11 19:26 <DIR> System Volume Information 1 個のファイル 7 バイト 1 個のディレクトリ 19,035,713,536 バイトの空き領域 E:\>del /ah hide.txt E:\>dir /ah ドライブ E のボリューム ラベルは microsd32G です ボリューム シリアル番号は 1205-EFBF です E:\ のディレクトリ 2016/05/11 19:26 <DIR> System Volume Information 0 個のファイル 0 バイト 1 個のディレクトリ 19,035,713,536 バイトの空き領域 削除されたのが確認できます。 追記 †DIRコマンドおよびDEL(ERASE)コマンドで/Aオプションについて以下のように記述されています。 [/A[[:]属性]] 説明すると[]は省略可能を意味します。 以上、コマンドプロンプトで隠しファイルを削除する方法でした。 |