Cygwinインストール後のパッケージの追加と削除 †
Cygwinをインストールした後に各種パッケージのインストールとアンインストール方法を記述します。
Cygwin関連記事 †
Cygwinのインストール記事を公開しています。
CygwinではないWin32で動作する定番UNIXコマンドのインストール記事
パッケージの追加 †
デフォルトでCygwinをインストールするとperlもインストールされていませんでした。
そこで、Perlのインストール(パッケージの追加)を以下の手順でしてみます。
- Perlがインストールされていない
Tera Termのcyglaunchを利用してCygwinを使っています。
cyglaunchを利用する方法は、「Cygwinのインストールと環境構築」を参考にしてください。
- Cygwinのインストールに使用したsetup.exeを起動します。
- Cygwinのsetup.exeが起動した最初の画面
次へ(N)>ボタンを押して進んでください。
- 当方、以下の設定でパッケージの追加を行いました。
- Choose A Download Source
Install from Internet
- Select Root Install Directory
変更せずに「次へ(N)」をクリック(Cygwinインストール時の設定値になっていました。)
- Select Local Package Directory
変更せずに「次へ(N)」をクリック(Cygwinインストール時の設定値になっていました。)
- Select Your Internet Connection
Direct Connection
- Choose A Download Site
日本のダウンロードサイトを利用しました。
- 以下のProgress画面が表示されるのでしばらく待ちます。
- パッケージ選択画面が表示されるのでインストールしたいパッケージを選択します。
今回は、perlパッケージをインストールしてみます。
Perlの+をクリックするとすべてSkipとなっています。
たしかにPerlがインストールされていない状態です。
- Perl関連のパッケージをすべてインストールしてみます。
DefaultとなっているところをクリックするとInstallに変わり全てにチェック(x)が入ります。(赤枠部分)
- 次へ(N)ボタンを押すとperlパッケージに必要なパッケージ(依存しているパッケージ)についてのメッセージが表示されます。
(すでに必要なパッケージがインストールされている場合は表示されません。)
依存関係のあるパッケージがないと動かないので''Select required packages (RECOMMENDED)にチェックがされていることを確認し、次へ(N)ボタンをクリックします。
- 選択したパッケージがインストール中(ダウンロード中)を示すProgress画面です。
- 選択したパッケージのインストール完了画面です。
- perlがインストールされました。
perl -v でインストールされていることを確認しました。
パッケージの削除 †
次にインストールしたパッケージのアンインストール方法を記述します。
上記手順でインストールしたperlを削除してみます。
- 上記のパッケージの追加の1~4までは同じ手順になります。
- Perl関連パッケージがインストールされていることが確認できます。
Keepになっています。
- Defaultの部分を何度かクリックするとUninstallに変化します。(赤枠部分)
個別のパッケージを消したい場合は、下位の部分のKeepをクリックしたください。
- 次へ(N)ボタンを押してメッセージにしたがって進んでいけばパッケージのアンインストールが終了します。
これで、Perl, Python, Rubyなどの言語を楽しむことができますよ。
(わざわざCygwinを利用しなくてもWindows版がありますが…)