Excelで特定のセルに特定の文字を入れたらグレーアウトする方法 †
特定のセルに「済」を入れるとその行がグレーアウトするようにするには、条件付き書式を使用します。
使用したExcelは2013になります。
以下に条件付き書式の設定手順を記します。
(他のも同様の設定方法がありますが、今回は簡単な手順を記します。)
条件付き書式で行をグレーアウトする †
以下の手順で特定のセルに「済」を入力するとグレーアウトするようになります。
- A列に「済」が入力されたらA~Fまでをグレーアウトするように設定してみます。
- Excelを起動し空白のブックを開きます。
- ホームタブにある条件付き書式をクリックします。
- ルールの管理をクリックします。
- 新規ルールをクリックします。
- 数式を使用して、書式設定するセルを決定をクリックします。
- 赤で囲んだ部分をクリックします。
- 新しい書式のルールが表示されます。
- A1をクリックします。
- 新しい書式のルールを以下のように修正します。
- 修正前
=$A$1
- 修正後
=$A1="済"
注意:$1の$を削除して1のみにしています。
- 赤で囲んだ部分をクリックします。
- 書式ボタンをクリックします。
- 塗りつぶしタブをクリックし、グレーを選びOKボタンをクリックします。
- OKボタンをクリックします。
- 適用するセルを選択するために、赤で囲んだ部分をクリックします。
- A1~F1までを選択し赤で囲んだ部分をクリックします。
- OKボタンをクリックします。
- 済を入力するとA~Fまでグレーアウトされます。
条件付き書式を指定した行以外にも適用する方法 †
上記の手順で1行目のみ、指定した条件付き書式が有効になっています。
下行以降も同様の書式にする場合は、以下の手順で実現できます。
- 1行目を右クリックし、コピーをクリックします。
- あとは、同様の条件付き書式を設定した行を選択し貼り付けすれば完了です。
以上、条件付き書式を設定して、特定文字が入力されたらグレーアウトするようにする方法でした。