Windowsのライセンス認証の状態を確認する・slmgrコマンド †Windows10, Windows8.1, Windows7 で以下に紹介するコマンドでWindowsライセンス認証の状態を確認することができます。 slmgrコマンド †コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動し、slmgrコマンドを実行すると以下のような画面が表示されます。 以下はテキスト出力になります。 オプション一覧は以下の通りです。 Windows ソフトウェア ライセンス管理ツール 使用法: slmgr.vbs [コンピューター名 [ユーザー パスワード]] [<オプション>] コンピューター名: リモート コンピューターの名前 (既定はローカル コンピューター) ユーザー: リモート コンピューターに必要な特権があるアカウント パスワード: 以前のアカウントのパスワード グローバル オプション: /ipk <プロダクト キー> プロダクト キーをインストールする (既存のキーが上書きされます) /ato [ライセンス認証 ID] Windows のライセンス認証を行う /dli [ライセンス認証 ID | All] ライセンス情報を表示する (既定: 現在のライセンス) /dlv [ライセンス認証 ID | All] ライセンスの詳細情報を表示する (既定: 現在のライセンス) /xpr [ライセンス認証 ID] 現在のライセンスの有効期限日 詳細オプション: /cpky レジストリからプロダクト キーを削除する (無断での公開を防ぎます) /ilc <ライセンス ファイル> ライセンスのインストール /rilc システム ライセンス ファイルの再インストール /rearm コンピューターのライセンスの状態をリセットする /rearm-app <アプリケーション ID> 指定したアプリのライセンスの状態をリセットする /rearm-sku <ライセンス認証 ID> 指定した SKU のライセンスの状態をリセットする /upk [ライセンス認証 ID] プロダクト キーをアンインストールする /dti [ライセンス認証 ID] オフラインでのライセンス認証のインストール ID を表示する /atp <確認 ID> [ライセンス認証 ID] ユーザー提供の確認 ID で製品のライセンス認証を行う ボリューム ライセンス: キー管理サービス (KMS) クライアント オプション: /skms <名前[:ポート] | : ポート> [ライセンス認証 ID] このコンピューターで使用される KMS コンピューターの名前とポートを設定します。IPv6 アドレスは [ホスト名]:port の形式で指定する必要があります /ckms [ライセンス認証 ID] 使用された KMS コンピューター名を削除する (ポートを既定に設定) /skms-domain <FQDN> [ライセンス認証 ID] すべての KMS SRV レコードが見つかる特定の DNS ドメインを設定します。この設定は、/skms オプションを使用して特定の KMS ホストが単独で設定されている場合は、効果はありません。 /ckms-domain [ライセンス認証 ID] すべての KMS SRV レコードが見つかる特定の DNS ドメインを消去します。この特定の KMS ホストは、/skms を使用して設定されている場合に使用されます。それ以外の場合、既定の KMS 自動検出が使用されます。 /skhc KMS ホスト キャッシュを有効にします /ckhc KMS ホスト キャッシュを無効にします ボリューム ライセンス: トークンベースのライセンス認証オプション: /lil インストール済みのトークンベースのライセンス認証発行ライセンスを一覧表示する /ril <ILID> <ILvID> インストール済みのトークンベースのライセンス認証発行ライセンスを削除する /ltc トークンベースのライセンス認証の証明書を一覧表示する /fta <証明書の拇印> [<PIN>] トークンベースのライセンス認証を強制する ボリューム ライセンス: キー管理サービス (KMS) オプション: /sprt <ポート> KMS がクライアントとの通信に使用する TCP ポートを設定する /sai <ライセンス認証の間隔> ライセンス認証していないクライアントが KMS 接続を試みる間隔を分で設定します。ライセンス認証の間隔は 15 分 (最小) から 30 日 (最大) にする必要がありますが、既定 (2 時間) を推奨します。 /sri <更新間隔> ライセンス認証したクライアントが KMS 接続を試みる更新間隔を分で設定します。更新間隔は 15 分 (最小) から 30 日 (最大) にする必要がありますが、既定 (7 日) を推奨します。 /sdns KMS による DNS 発行を有効にする (既定) /cdns KMS による DNS 発行を無効にする /spri KMS の優先度を通常 (既定) に設定する /cpri KMS の優先度を低に設定する /act-type [ライセンス認証の種類] [ライセンス認証 ID] ライセンス認証の種類を 1 (AD の場合) または 2 (KMS の場合) または 3 (トークンの場合) または 0 (すべてに対応) に設定します。 ボリューム ライセンス: Active Directory (AD) のライセンス認証オプション: /ad-activation-online <プロダクト キー> [ライセンス認証オブジェクト名] ユーザー提供のプロダクト キーで AD (Active Directory) フォレストをライセンス認証する /ad-activation-get-iid <プロダクト キー> AD (Active Directory) フォレストのインストール ID を表示する /ad-activation-apply-cid <プロダクト キー> <確認 ID> [ライセンス認証オブジェクト名] ユーザー提供のプロダクト キーと確認 ID で AD (Active Directory) フォレストをライセンス認証する /ao-list AD (Active Directory) のライセンス認証オブジェクトを表示する /del-ao <ライセンス認証オブジェクト DN | ライセンス認証オブジェクト RDN> ユーザー提供のライセンス認証オブジェクトに対する AD (Active Directory) のライセンス認証オブジェクトを削除する ライセンスに関するオプションと使用例 †ライセンスに関するオプションで使いそうなオプションを以下にいくつか紹介します。
結果をGUI表示 †結果をGUI表示した場合は、Windowsキー + R で(拡張子.vbsが必要) slmgr.vbs /dli と入力しOKキーを押せば以下のキャプチャ画面が表示されます。 または、コマンドプロンプトで slmgr /dli と入力すれば同様の結果となります。 結果をテキストで出力したい場合 †上記ではGUI(ウインドウ)表示で結果が出力されました。
以上、Windowsのライセンス認証状態を確認する方法でした。 |