サクラエディタの書き込み禁止(上書き禁止)を無効にする設定方法 †
サクラエディタでログなどを閲覧していると、ログを出力しているプロセスがエラーになることがあります。
これは、サクラエディタでログファイルを開いたことにより、ログファイルへの書き込みができなくなり、
ログを出力しているプロセスが書き込みできないため、エラーとなってしまいます。
本資料では、サクラエディタの設定を変更し、ログなどの閲覧をしていてもファイルにロックをかけない設定手順を記します。
関連記事 †
書き込み禁止(ライトロック)のためエラーになる事象の紹介 †
- サクラエディタでログファイルを開いています。
- コマンドプロンプトを起動し、ログファイルに追記してみます。
「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」と出力され書き込みができませんでした。
例えば、ログファイル閲覧していたがために、バッチプロセス等が停止してしまったら大変ですよね。
サクラエディタのファイルロック設定の変更手順 †
以下の手順でサクラエディタのファイルに関する排他処理を設定することができます。
- 設定(O)→共通設定(C)をクリックっします。
- ファイルタブをクリックします。
- ファイルの排他制御を「しない」に設定する。
- 更新の監視にチェックが入るので必要に応じてチェックを外したり、自動読込時遅延の値を設定してください。
例えばログ閲覧をしていた場合、ログが更新されるとメッセージが表示されさくらエディタで開いていた内容が最新に更新されます。
以上、サクラエディタでファイルの排他処理を無効にする設定手順でした。