XML Paper Specification (XPS)を使ってドキュメントを保存する †
PDFの対抗としてマイクロソフトが開発したXPS(XML Paper Specification)があります。
XPSはWindows Vistaから採用されており、アプリケーションで作成した印刷の出力をXPS形式に出力することができます。
XPSビューアーがあるので、XPS形式で保存してあれば、あとでプリンタに印刷することも可能です。
以下にXPS形式の使用例や使用場面を記します。
関連資料 †
XPS出力を使用した場面 †
広州日本領事館のページで査証(ビザ)関連のPDFがあり、入力ができるPDFで便利なのですが
フォームに入力したデータは保存されない形式でした。
なので、入力後のファイルを保存したいと思いXPS形式で保存しました。
関連資料で紹介しているCutePDFなどPDF出力できるソフトウェアで同様のことができると思います。
XPS形式の出力操作手順 †
以下の手順でXPS形式でファイルを出力することができます。
出力されたXPS形式のファイルアイコンをダブルクリックすれば、XPSビューアーで簡単に閲覧および印刷が可能です。
- 印刷を選択
以下のスクリーンショットはAdobe Readerのスクリーンショットです。
- プリンタ選択で Microsoft XPS Document Writer を選択します。
- OKボタンを押します。
- 保存ダイアログボックスが表示されので、ファイル名を入力し保存ボタンを押せば指定した場所にXPS形式のファイルが作成され保存されます。
(たまに保存ダイアログボックスのフォーカスが最前面に出力されない時がありました。)
PDFの対抗としてマイクロソフトが開発したXPS(XML Paper Specification)の紹介と使用例でした。